院長談
2014年6月17日 火曜日
猫の飼い方②
おはようございます。院長の山中です。
今日は前回に続いて寄生虫の話です。
ワンちゃんを飼われている方はご存じと思いますが
蚊が広めるフィラリアという血管・心臓に住み着く寄生虫がいます。
この寄生虫の厄介なところは主に肺動脈という
肺へ血液を送っている動脈に寄生するため
虫を駆除すると死んだ虫が肺の血管に詰まってしまうことです。
これは小型の動物では致命的になります。
とはいえ虫を放置しておくと肺や腎臓にダメージがきますし
心臓の中まで虫が住み着き心不全を起こしてしまいます。
なので予防が大切になってきます。
フィラリアというと犬の病気というイメージがありますが
実は猫やフェレットにも感染します。
(まれに人に感染することもあるそうです。)
猫やフェレットは犬よりも感染しにくいようですが体が小さいため感染されると
前述の理由から駆除は困難です。また猫ではフィラリアが原因で咳や呼吸困難を
起こすとも言われています。
なので猫もフィラリア予防をした方がいいと思います。
ただ費用もかかりますし、そんなの面倒という人もいると思いますので
その場合はできるだけ蚊に刺されないようにしてあげてください。
ちなみに蚊取り線香や電気蚊取り等は命に関わることはないですが
よだれ・嘔吐・結膜炎・咳の原因になるので控えましょう。
写真はパソコンのモニターを遮るように目線に入ってくるふじ子(猫あるある)
今日は前回に続いて寄生虫の話です。
ワンちゃんを飼われている方はご存じと思いますが
蚊が広めるフィラリアという血管・心臓に住み着く寄生虫がいます。
この寄生虫の厄介なところは主に肺動脈という
肺へ血液を送っている動脈に寄生するため
虫を駆除すると死んだ虫が肺の血管に詰まってしまうことです。
これは小型の動物では致命的になります。
とはいえ虫を放置しておくと肺や腎臓にダメージがきますし
心臓の中まで虫が住み着き心不全を起こしてしまいます。
なので予防が大切になってきます。
フィラリアというと犬の病気というイメージがありますが
実は猫やフェレットにも感染します。
(まれに人に感染することもあるそうです。)
猫やフェレットは犬よりも感染しにくいようですが体が小さいため感染されると
前述の理由から駆除は困難です。また猫ではフィラリアが原因で咳や呼吸困難を
起こすとも言われています。
なので猫もフィラリア予防をした方がいいと思います。
ただ費用もかかりますし、そんなの面倒という人もいると思いますので
その場合はできるだけ蚊に刺されないようにしてあげてください。
ちなみに蚊取り線香や電気蚊取り等は命に関わることはないですが
よだれ・嘔吐・結膜炎・咳の原因になるので控えましょう。
写真はパソコンのモニターを遮るように目線に入ってくるふじ子(猫あるある)
投稿者 やまなか動物病院