☆やまなか動物病院のブログです☆
2014年7月23日 水曜日
熱中症②
こんにちは。院長の山中です。
前回に続いて熱中症についてです。
犬は体温が上がるとハアハアし体温を下げようとしますが、
これによって唾液が蒸発し水分が体から出ていきます。
水分を補えば問題はありませんが熱中症になりかけている犬は
水を飲むどころではなく体温を下げようとさらにハアハアし
最終的には動けなくなり水を飲むことが出来なくなります。
こうなると体の水分がどんどん減っていき
循環不全(各臓器に十分に血液が回らなくなること)、
細胞内脱水を起こすとともに体中で
細かい血栓がたくさんできてしまいます。
ここまで行くとDIC(播種性血管内凝固)、多臓器不全、
脳障害を起こし死に至る可能性が高くなります。
また、水分が失われ血液循環が悪くなると
熱の放散も悪くなり熱が体にこもります。
さらに呼吸(運動してるのと同じです)により
体温がどんどん上昇していきます。
高体温は各臓器、特に脳にダメージを与えてしまいます。
この様に熱中症はただ暑さでハアハアしたり
だるくなっているといった軽いものではなく、
脱水と高体温により各臓器にダメージを
受けている重篤な状態です。
話が長くなってきたので
次回に続く...
投稿者 やまなか動物病院 | 記事URL
2014年7月22日 火曜日
熱中症について①
こんにちは。院長の山中です。
本格的に夏になってきましたね。
この時期に気を付けたいのが熱中症です。
熱中症は暑熱ストレスによって高体温・脱水症状を起こし
最終的に循環不全や多臓器不全となり死に至るとても恐い病気です。
犬は人間と違い人が暑い時に出るサラサラの汗を出す
エックリン汗腺(犬では足の裏にあります)が少ないため
ハアハア呼吸をし気化熱によって体温を下げようとします。
しかし高温・高湿度の外気の中ではほとんど体温は下がりません。
むしろ呼吸を一生懸命することにより体温は上がってしまいます。
暑いからハアハアするが体温はかえって上がりさらにハアハアする
という悪循環になり短時間のうちに熱中症を起こしてしまいます。
ちなみに人間は多量に汗をかき汗が蒸発するときに奪われる熱(気化熱)
を利用して体温を下げています。
これは水分と電解質を多く失いますが体温を下げる
能力としてはとても優秀です。
この能力に加え他の動物と比較して体毛が少なく手足が長く
スリムな体型をしているため熱の発散が効率よく行えます。
このため人間の耐暑能力はかなり高く
人が熱中症を起こすような環境では
犬はもちろん猫でも熱中症を起こします。
フルマラソンを2時間3分23秒で走り切る人間と
何もしていないのにハアハアしているチワワ。
人はスプリンターとしては優秀ではありませんが(自分はチワワにも勝てません)
トレーニング次第では動物にも負けない長距離ランナーになる事が出来ます。
話がずれてきたため続きは次回に...
投稿者 やまなか動物病院 | 記事URL
2014年7月20日 日曜日
ペットたちのご紹介☆パート18
やまなか動物病院に通院してくださった
ワンちゃんたちのご紹介を致しますっ
ムサシちゃん
8歳 オス
臆病さんな ムサシちゃん
ずっと鳴きながら病院まで来てくれたそうですっ
ムサシちゃん我慢してとっても
頑張ってくれましたっ
お家では、ピコピコボールを持ってきて
「投げて投げて~っ」とアピールしてくるのですが
すぐに飽きてしまうんだそうですっ(笑)
体は大きいけれど とっーても!!!
シャイなムサシちゃんでしたっ
....................................................................................
ロッタちゃん
12歳 メス
綺麗な毛質の ロッタちゃん
病院ではオシトヤカなロッタちゃんですが
お家では、
セミやトンボを連れてきちゃうんですって
煮干しで気を引いて逃がしてあげようとしても
ロッタちゃんを気に入ってか
逃げてくれないみたいなんです笑
プレゼントのつもりなのか
飼い主さんをビックリさせてしまう
おちゃめなロッタちゃんでした
ワンちゃんたちのご紹介を致しますっ
ムサシちゃん
8歳 オス
臆病さんな ムサシちゃん
ずっと鳴きながら病院まで来てくれたそうですっ
ムサシちゃん我慢してとっても
頑張ってくれましたっ
お家では、ピコピコボールを持ってきて
「投げて投げて~っ」とアピールしてくるのですが
すぐに飽きてしまうんだそうですっ(笑)
体は大きいけれど とっーても!!!
シャイなムサシちゃんでしたっ
....................................................................................
ロッタちゃん
12歳 メス
綺麗な毛質の ロッタちゃん
病院ではオシトヤカなロッタちゃんですが
お家では、
セミやトンボを連れてきちゃうんですって
煮干しで気を引いて逃がしてあげようとしても
ロッタちゃんを気に入ってか
逃げてくれないみたいなんです笑
プレゼントのつもりなのか
飼い主さんをビックリさせてしまう
おちゃめなロッタちゃんでした
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2014年7月19日 土曜日
ペットたちのご紹介☆パート17
やまなか動物病院に通院してくださった
ワンちゃんたちのご紹介を致しますっ
チョコちゃん
メス
おとぼけイタずらっこ チョコちゃん
イタずらが大好きでお家では
お菓子の袋をかぶって前進するんですっカンガルーみたいなの
二足歩行が上手でっ
お家のみんなは二足歩行犬と呼ばれています(笑)
みんなを笑顔にするのが好きなんですね
人なつっこくて可愛い
ムードメーカーのチョコちゃんでしたっ
.............................................................................................
ユリンちゃん
5歳 メス
とっても人なつっこいユリンちゃん
誰にでもプリプリ来てくれて
可愛いんですよっ
人が大好きなんですって
子どもや赤ちゃんが好きで、見つけると大興奮っ
ネコちゃんを追いかけるのも好きだそう(笑)
お散歩はブラブラしているそうですっ(笑)
ふさふさ綺麗な毛並みで
愛嬌たっぷりのユリンちゃんでしたっ
ワンちゃんたちのご紹介を致しますっ
チョコちゃん
メス
おとぼけイタずらっこ チョコちゃん
イタずらが大好きでお家では
お菓子の袋をかぶって前進するんですっカンガルーみたいなの
二足歩行が上手でっ
お家のみんなは二足歩行犬と呼ばれています(笑)
みんなを笑顔にするのが好きなんですね
人なつっこくて可愛い
ムードメーカーのチョコちゃんでしたっ
.............................................................................................
ユリンちゃん
5歳 メス
とっても人なつっこいユリンちゃん
誰にでもプリプリ来てくれて
可愛いんですよっ
人が大好きなんですって
子どもや赤ちゃんが好きで、見つけると大興奮っ
ネコちゃんを追いかけるのも好きだそう(笑)
お散歩はブラブラしているそうですっ(笑)
ふさふさ綺麗な毛並みで
愛嬌たっぷりのユリンちゃんでしたっ
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2014年7月19日 土曜日
犬と猫を一緒に飼う場合
こんにちは☆
去年はクラゲを飼ったので♡今年は小さいエビを飼いたい秀美です(^^)v
引っ越しを繰り返すうちに、、、
今の家には、犬5匹、猫2匹、ウサギ1匹......
また、猫が1匹増えるみたいです(^-^;!!!
ムツゴロウさん状態...
犬と猫は私たち人間にとって身近な動物ですが、習性がそれぞれ違います。共通する部分もあれば違う部分もあり、見ていてとても面白いです♡
そんな私から♡今日は犬と猫を一緒に飼う場合についてお話致しますm(__)m
まずはそれぞれの習性についてです♡
■犬■
・飼い主または可愛がってくれる人などによく服従し 愛情を注いだ分 愛情を注ぎ返してくれます。
・愛情を独占したい嫉妬心も非常にあります。
・警戒心が強く縄張り(領域)を守ります。
・走るものを捕まえたり追いかけたりします。
・群れで生活し、順位をつけます。
・家族をよく観察し その中でリーダーを決めます。
・穴を掘る・物をかじることが好きです。
★猫★
・自尊心が強いため孤独を好みます。
・とてもキレイ好きで体や自分の居場所を汚しません。
・警戒心が強く自分の縄張り(領域)を守ります。また主張します。
(特に未去勢のオス猫は縄張り意識が高くケンカも増えます。)
・夜行性なので昼間は寝ていることが多く、夜活動的になります。
・動くものを追う、捕まえる、叩くなどの習性があり、獲物など捕まえる時など根気よく待ち忍び寄ります。
・高い所が好きです。
犬と猫を一緒に飼う時に気を付けること♡
・何よりも飼う前に、先住の子を優先に考えて選ばないといけません。
・成猫が先住している場合は、なかなか犬を受け入れてくれない場合が多いです。
・成犬が先住していて子猫を迎える場合は比較的、受け入れてくれるケースが多いようです。
(犬も猫も社会性を身につける生後6~14週に飼い始めるのが馴染みやすいそうです)
・お互いの習性にあったストレス発散おもちゃを準備してあげる。
(犬:かじるおもちゃ、猫:マタタビの臭いの爪とぎ)
・お互いの習性にあった環境を準備してあげる。
(犬:走れる広さ、猫:登れる場所をつくる)
・犬と猫は必要な栄養が異なるためお互いのフードを食べあわないように気をつける必要もあります。
・犬と猫、同じように愛情を注ぎましょう。
・猫の爪はとがっていて、喧嘩などをして犬の眼などを傷つける危険性もあるので、室内猫は爪をしっかりと切るケアをしましょう。
飼い主さんに忠実で素直な犬と自由気ままにのんびり生活する猫♡
みんな一緒に生活できて幸せ♡
と思っているのが、人間だけにならないよう注意したいものです(>_<)
写真は手術中の先生♡
病院にでもいいからっ 小さいエビちゃん飼って~(≧▽≦)♪♪♪
横須賀市佐原のやまなか動物病院は
明日も19時まで診療しています。
http://www.yamanaka-vet.com/
投稿者 やまなか動物病院 | 記事URL