☆やまなか動物病院のブログです☆
2014年8月15日 金曜日
犬の不妊手術:雌
こんにちわ。院長の山中です。
猫の不妊手術に続き
犬についても書きたいと思います。
犬の避妊手術のメリットとしては猫と同様に
乳腺腫瘍の予防効果があります。
〇 避妊手術による乳腺腫瘍の予防効果
初回発情前 99.5%
1回発情後 92.0%
2回発情後 74.0%
2.5歳以降 効果なし
といった報告もあります。
犬は猫よりも乳腺腫瘍の発生が多く見られますが
猫がほとんど悪性なのに対し
犬はその50%が悪性で、残り50%は良性と言われています。
また悪性のものでも早期に治療すればその
50%は助かるとも言われています。
つまり乳腺腫瘍になっても早期に対処すれば
75%は助かる可能性があるということです。
この他のメリットとして卵巣と子宮の腫瘍の発生や
子宮蓄膿症(子宮の細菌感染症であり子宮内に膿がたまる病気)
の発生がなくなるといったことがあります。
また、発情時の発情出血や偽妊娠もなくなります。
避妊手術のデメリットとしては
まず肥満になりやすくなることが挙げられます。
また、まれに尿失禁(少しずつ尿が漏れてしまいます。)
を起こすことがあります。
これは治まることもありますし、一生続いてしまう場合もあります。
上記のようなメリット・デメリットを考慮して
避妊手術を行うか決めていくことになります。
個人的には生殖器系の腫瘍や感染症は命に関わることがあるため
避妊手術をすることをお勧めしますが
絶対にしなければいけないという訳ではないので
迷われている方は、かかりつけの獣医師に
ご相談されるのがいいかと思います。
猫の不妊手術に続き
犬についても書きたいと思います。
犬の避妊手術のメリットとしては猫と同様に
乳腺腫瘍の予防効果があります。
〇 避妊手術による乳腺腫瘍の予防効果
初回発情前 99.5%
1回発情後 92.0%
2回発情後 74.0%
2.5歳以降 効果なし
といった報告もあります。
犬は猫よりも乳腺腫瘍の発生が多く見られますが
猫がほとんど悪性なのに対し
犬はその50%が悪性で、残り50%は良性と言われています。
また悪性のものでも早期に治療すればその
50%は助かるとも言われています。
つまり乳腺腫瘍になっても早期に対処すれば
75%は助かる可能性があるということです。
この他のメリットとして卵巣と子宮の腫瘍の発生や
子宮蓄膿症(子宮の細菌感染症であり子宮内に膿がたまる病気)
の発生がなくなるといったことがあります。
また、発情時の発情出血や偽妊娠もなくなります。
避妊手術のデメリットとしては
まず肥満になりやすくなることが挙げられます。
また、まれに尿失禁(少しずつ尿が漏れてしまいます。)
を起こすことがあります。
これは治まることもありますし、一生続いてしまう場合もあります。
上記のようなメリット・デメリットを考慮して
避妊手術を行うか決めていくことになります。
個人的には生殖器系の腫瘍や感染症は命に関わることがあるため
避妊手術をすることをお勧めしますが
絶対にしなければいけないという訳ではないので
迷われている方は、かかりつけの獣医師に
ご相談されるのがいいかと思います。
投稿者 やまなか動物病院