☆やまなか動物病院のブログです☆

2014年9月17日 水曜日

猫の飼い方 ⑬ 爪切り



今日は 爪切り について書きたいと思います。




猫の爪はいつもとがっていますが

これは爪とぎによって表面の古い爪が剥がれ

その下から尖った新しい爪が出てくるからです。


(後ろ足の古い爪は走っているときに剥がれたり

自分で咬んで剥がしています。)




この爪はとても鋭いので飼い主さんがケガをしてしまうこともあります。

そのためよく爪を立てる子は爪切りをします。




爪を切るときはやさしく肉球を押して手際よく切ります。

猫は時間をかけると我慢できなくなってしまうので

嫌がりだしたら途中でも止めてあげましょう。


また深爪してしまうと痛いため

二度と切らせてくれなくなるので気をつけましょう。


ピンク色のところは神経と血管が走っているので

そこまで切ってしまうと切りすぎです。






いずれにしても無理やり切ったり痛い思いをさせてしまうと

次から切らせてくれなくなるため

嫌がらない範囲で切ることが重要です。



なお、お外に出る猫ちゃんは

爪を切ってしまうと木に登れなくなったり

ケンカのときに不利になってしまったりと

身を守れなくなるため切らない方が無難です。



我が家の猫たちは

一頭は普通に切らせてくれ

一頭はやや嫌がるものの何回かに分けて切ったり

寝ているときに切ったりしています。


残り一頭は足さえ触らせてくれません。

この場合はあきらめるかケガを覚悟で切るかですが

ほぼあきらめています。

(たまに一本だけ切れるときもあります。)





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投稿者 やまなか動物病院

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