☆やまなか動物病院のブログです☆
2014年9月10日 水曜日
猫の飼い方 ⑪毛玉
前回、異物誤食の話をしましたが
猫の嘔吐の原因として異物の他に毛玉もあります。
これは自分で毛づくろいをして飲み込んだ毛が
お腹の中で塊になったものです。
通常は便として排泄されますが
塊が大きいと嘔吐したり便秘の原因になるがあります。
長毛種の猫や毛づくろいをよくする猫
また春先や秋頃の換毛期はよく毛玉を吐きます。
毛玉の詰まりやすい子は
こまめにブラッシングをしてあげましょう。
よく毛玉を吐く子の中には過剰に毛づくろいを
しているために毛玉が貯まってしまう子もいます。
過剰な毛づくろいは皮膚疾患や膀胱炎による疼痛など
病気のサインのこともありますし、
精神的なストレスがかかっている表れでもあります。
ストレスのかかった猫は自分を落ち着かせるため
毛づくろいをしますが、
時にそれが過剰となり、毛玉を吐くことになったり
毛が短くなったり、禿げてしまったりもします。
なので毛玉をよく吐くときは病気やストレスがないか
よく観察してあげましょう。
ちなみにうちの猫もかまってあげる時間が少ないと
過剰に毛づくろいしてしまい、毛玉を吐くとともに
首から下の毛が短くなり模様が変わってしまいます(汗)
投稿者 やまなか動物病院