☆やまなか動物病院のブログです☆
2014年10月22日 水曜日
食道梗塞について
こんにちは☆看護師の市川ですっ
1日中、雨ですね...
明日も雨みたいです...
負けずに乗り切りましょう!!!(笑)
さて、今日のお話は......
この間行った夜間救急病院で
獣医さんが「食欲の秋!梨の食道梗塞に注意!」と
お話してくれました。
秋になるとなぜか食道梗塞が多く
特に梨のケースが多くみられるそうです
ワンちゃんは食べ物を噛むというよりは
丸のみをしてしまうので、詰まることがあります!!
梨に限らずですが...
適度な大きさで食べさせてあげて下さいね
1日中、雨ですね...
明日も雨みたいです...
負けずに乗り切りましょう!!!(笑)
さて、今日のお話は......
この間行った夜間救急病院で
獣医さんが「食欲の秋!梨の食道梗塞に注意!」と
お話してくれました。
秋になるとなぜか食道梗塞が多く
特に梨のケースが多くみられるそうです
ワンちゃんは食べ物を噛むというよりは
丸のみをしてしまうので、詰まることがあります!!
梨に限らずですが...
適度な大きさで食べさせてあげて下さいね
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2014年10月21日 火曜日
CTとMRIの違いについて
こんにちはっ☆看護師の市川です(*^^*)
今日はよく聞かれるCTとMRIの違いについてお話致します☆!
CTとはコンピュータ断層撮影法の略で、
X線で撮影した像をコンピュータを使って解析し、
動物の身体の断面をらせん状にスライス(輪切り)撮影する検査装置のことです。
通常のX線撮影では体の厚みを通してしか中の様子を見ることができませんが
CTだと曖昧な部分もはっきりと見る事ができるので、
胸の中やおなかの中、頭蓋骨で覆われている脳などの様子も調べられます!
ただ、CT検査の場合は麻酔をかけなければなりません...
動物の場合は検査の間じっとしていることができないので保定が必要なんですが
X線を使用しているため被爆する可能性があり保定する事ができません。
ですので、CT検査を正確に行うためには全身麻酔をかけて行なわなければなりません。
麻酔を使用すると呼吸器や腎臓に負担がかかってしまうことがあります。
重症な子の場合は、麻酔のリスクも高まりますので、
メリットとの兼ね合いを十分考慮する必要があります。
MRIとは磁気共鳴画像法の略で、CTと同じように体の断層像を撮影する検査ですが、
CTがX線を使用するのに対して、MRIは磁気を使って撮影します。
このときの振動がどこで起こっているかをもとにして体内の状態を画像化します。
MRI検査は横断面だけでなく、縦・横・斜めなど、あらゆる角度の断面図を撮影することが可能です。
解像度も高いため、CT以上の診断価値のある画像の撮影が可能です。
特に脳や脊髄などの神経系の異常を見つける事に優れています。
一方、肺や骨について詳しく見るにはCTの方が優れています。
ですので、目的によって検査方法を選ぶ事が大切です。
参考にどうぞ☆
写真は...
ネコなのに♡
足音がでかい(^^;
マイペース "ふじ子"
神奈川県横須賀市佐原のやまなか動物病院は
夜間救急も対応しています。
http://www.yamanaka-vet.com/
今日はよく聞かれるCTとMRIの違いについてお話致します☆!
CTとはコンピュータ断層撮影法の略で、
X線で撮影した像をコンピュータを使って解析し、
動物の身体の断面をらせん状にスライス(輪切り)撮影する検査装置のことです。
通常のX線撮影では体の厚みを通してしか中の様子を見ることができませんが
CTだと曖昧な部分もはっきりと見る事ができるので、
胸の中やおなかの中、頭蓋骨で覆われている脳などの様子も調べられます!
ただ、CT検査の場合は麻酔をかけなければなりません...
動物の場合は検査の間じっとしていることができないので保定が必要なんですが
X線を使用しているため被爆する可能性があり保定する事ができません。
ですので、CT検査を正確に行うためには全身麻酔をかけて行なわなければなりません。
麻酔を使用すると呼吸器や腎臓に負担がかかってしまうことがあります。
重症な子の場合は、麻酔のリスクも高まりますので、
メリットとの兼ね合いを十分考慮する必要があります。
MRIとは磁気共鳴画像法の略で、CTと同じように体の断層像を撮影する検査ですが、
CTがX線を使用するのに対して、MRIは磁気を使って撮影します。
このときの振動がどこで起こっているかをもとにして体内の状態を画像化します。
MRI検査は横断面だけでなく、縦・横・斜めなど、あらゆる角度の断面図を撮影することが可能です。
解像度も高いため、CT以上の診断価値のある画像の撮影が可能です。
特に脳や脊髄などの神経系の異常を見つける事に優れています。
一方、肺や骨について詳しく見るにはCTの方が優れています。
ですので、目的によって検査方法を選ぶ事が大切です。
参考にどうぞ☆
写真は...
ネコなのに♡
足音がでかい(^^;
マイペース "ふじ子"
神奈川県横須賀市佐原のやまなか動物病院は
夜間救急も対応しています。
http://www.yamanaka-vet.com/
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2014年10月21日 火曜日
ペットたちのご紹介☆パート41
やまなか動物病院に通院してくださった
ワンちゃんたちのご紹介ですっ
ベイちゃん
13歳 オス
食欲旺盛!元気いっぱい!
幸せいっぱいなベイちゃん
としをとっても食欲は衰えない!!!
あげたらあげただけ
ず~っと食べ続けているそうです
お散歩も、とってもだいすきで
1日2回 30分~40分歩くそうで
若い時は2時間もお散歩していたそうです
これからも元気いっぱいに過ごして下さいねっ
毎日が楽しくてウキウキなベイちゃんでしたぁ
........................................................................
シャネルちゃん
7歳 メス
とっても大人しくてお利口さん
一家のアイドル!シャネルちゃん
臆病さんなので知らない人や小さい子に
ぶるぶるしちゃいますっ
と~っても食いしん坊さんなので
ご飯のときだけは元気いっぱい!
なんとも愛らしいチャネルちゃんっ
これからも素敵なご家族さんのもとで
楽しい日々を過ごして下さいね
これからも可愛いペットたちのご紹介をしていきます
ワンちゃんたちのご紹介ですっ
ベイちゃん
13歳 オス
食欲旺盛!元気いっぱい!
幸せいっぱいなベイちゃん
としをとっても食欲は衰えない!!!
あげたらあげただけ
ず~っと食べ続けているそうです
お散歩も、とってもだいすきで
1日2回 30分~40分歩くそうで
若い時は2時間もお散歩していたそうです
これからも元気いっぱいに過ごして下さいねっ
毎日が楽しくてウキウキなベイちゃんでしたぁ
........................................................................
シャネルちゃん
7歳 メス
とっても大人しくてお利口さん
一家のアイドル!シャネルちゃん
臆病さんなので知らない人や小さい子に
ぶるぶるしちゃいますっ
と~っても食いしん坊さんなので
ご飯のときだけは元気いっぱい!
なんとも愛らしいチャネルちゃんっ
これからも素敵なご家族さんのもとで
楽しい日々を過ごして下さいね
これからも可愛いペットたちのご紹介をしていきます
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2014年10月19日 日曜日
秋の健康管理
こんにちは一昨日まで福岡に居た
看護師の市川ですっ
観光を含め3日間、初福岡楽しんで来ちゃいました(笑)
来てみて一番身に染みて思ったのは
福岡の人の優しさと温かさ人柄が良いんです
感動しました...
そして驚いたことは、福岡は歩きたばこが禁止で
本当に街に吸殻なんて一つも落ちてなかったんです
食べ物は美味しいし動物さんも住みやすいだろうな~って
もちろん楽しむだけでなく
夜間救急動物病院さんに看護師としての技術を
教わりに実習に行かせていただきました
夜間救急の雰囲気に圧倒されましたが
動物さんへの接し方などとても学ぶことが多くて
いい経験が出来ましたっ
丁寧にいろんなことを教えていただいた
夜間救急のみなさま本当にありがとうございました...
さて...福岡のお話はこの辺にして(笑)
今日は秋の健康管理についてお話致します
【夏バテの回復】
秋になると夏の疲れが出る時期になります。
気温の変化により体調を崩しやすくなるので注意が必要です!
涼しくなるとともに食欲は旺盛になるので、健康犬では給餌量を増やしましょう 。
老犬や、妊娠犬ではフードの内容を高タンパク食に切り替えて、
来るべき冬に備えて栄養を蓄積させあげると良いですよ!
【運動量を増やす】
夏場は暑くてあまり動かなかったぶん涼しくなると活発になります。
散歩を欠かさぬようにして、運動量も増やしましょう!
散歩等を利用した段階的な訓練は継続して行ってください。
散歩時には枯れ草や種子などが原因となる眼疾患も起こり得ますので
散歩の後には犬の全身の状態を観察し、犬の健康を保ってあげてください
【被毛の手入れ】
夏の日射しで被毛が傷み、抜け毛やフケが多くなる時期ですので
ブラッシングを毎日行い、皮膚の血行を良くし定期的なシャンプーで
肌を刺激し新陳代謝を活発にしてあげましょう
【水分摂取】
涼しくなると途端に水分を摂らなくなることがあります...
必要以上に水分を摂らないとおしっこが出にくくなり、
代謝が落ちて毒素の排出もされにくく、病気になってしまうことも...
いつでも清潔な水分を飲めるように用意しておくのと共に、
食事の際もフードに水をかけるなどしてあげてくださいねっ
とくに!食欲の秋!といってご飯をあげすぎたり
カロリーをとりすぎないように注意して下さい!!
お腹いっぱいで睡眠中のぐ~たら
ふじ子。
看護師の市川ですっ
観光を含め3日間、初福岡楽しんで来ちゃいました(笑)
来てみて一番身に染みて思ったのは
福岡の人の優しさと温かさ人柄が良いんです
感動しました...
そして驚いたことは、福岡は歩きたばこが禁止で
本当に街に吸殻なんて一つも落ちてなかったんです
食べ物は美味しいし動物さんも住みやすいだろうな~って
もちろん楽しむだけでなく
夜間救急動物病院さんに看護師としての技術を
教わりに実習に行かせていただきました
夜間救急の雰囲気に圧倒されましたが
動物さんへの接し方などとても学ぶことが多くて
いい経験が出来ましたっ
丁寧にいろんなことを教えていただいた
夜間救急のみなさま本当にありがとうございました...
さて...福岡のお話はこの辺にして(笑)
今日は秋の健康管理についてお話致します
【夏バテの回復】
秋になると夏の疲れが出る時期になります。
気温の変化により体調を崩しやすくなるので注意が必要です!
涼しくなるとともに食欲は旺盛になるので、健康犬では給餌量を増やしましょう 。
老犬や、妊娠犬ではフードの内容を高タンパク食に切り替えて、
来るべき冬に備えて栄養を蓄積させあげると良いですよ!
【運動量を増やす】
夏場は暑くてあまり動かなかったぶん涼しくなると活発になります。
散歩を欠かさぬようにして、運動量も増やしましょう!
散歩等を利用した段階的な訓練は継続して行ってください。
散歩時には枯れ草や種子などが原因となる眼疾患も起こり得ますので
散歩の後には犬の全身の状態を観察し、犬の健康を保ってあげてください
【被毛の手入れ】
夏の日射しで被毛が傷み、抜け毛やフケが多くなる時期ですので
ブラッシングを毎日行い、皮膚の血行を良くし定期的なシャンプーで
肌を刺激し新陳代謝を活発にしてあげましょう
【水分摂取】
涼しくなると途端に水分を摂らなくなることがあります...
必要以上に水分を摂らないとおしっこが出にくくなり、
代謝が落ちて毒素の排出もされにくく、病気になってしまうことも...
いつでも清潔な水分を飲めるように用意しておくのと共に、
食事の際もフードに水をかけるなどしてあげてくださいねっ
とくに!食欲の秋!といってご飯をあげすぎたり
カロリーをとりすぎないように注意して下さい!!
お腹いっぱいで睡眠中のぐ~たら
ふじ子。
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2014年10月17日 金曜日
薬物中毒 アセトアミノフェン
こんにちは。
院長の山中です。
前回、薬物の代謝経路の一つである
グルクロン酸抱合について触れましたが
この反応で代謝される薬物にアセトアミノフェンがあります。
アセトアミノフェンは風邪薬や頭痛薬に入っており
どのご家庭にもあるため犬猫が誤食してしまうことがあります。
アセトアミノフェンを摂取すると肝臓で代謝されますが
その代謝過程で有害な中間代謝産物ができます。
通常はこの物質はグルクロン酸抱合によって
無毒化され体外へ排出されますが
摂取量が多い場合は代謝しきれず
肝細胞や赤血球を酸化障害して
肝障害やメトヘモグロビン血症などを起こしてしまいます。
犬ではグルクロン酸抱合で代謝することができますが
多量に誤食することが多く中毒を起こしてしまいます。
この場合は早期に治療しなければ命に関わることもあります。
また猫では薬を誤食することは犬よりも少なく
誤食したとしても少量ですが
グルクロン酸抱合による代謝が行えないため
一粒でも有害な代謝産物が蓄積し
強い中毒症状を起こしてしまいます。
この場合、治療をしても亡くなってしまうことも多いため
薬の管理はしっかりしておきましょう。
院長の山中です。
前回、薬物の代謝経路の一つである
グルクロン酸抱合について触れましたが
この反応で代謝される薬物にアセトアミノフェンがあります。
アセトアミノフェンは風邪薬や頭痛薬に入っており
どのご家庭にもあるため犬猫が誤食してしまうことがあります。
アセトアミノフェンを摂取すると肝臓で代謝されますが
その代謝過程で有害な中間代謝産物ができます。
通常はこの物質はグルクロン酸抱合によって
無毒化され体外へ排出されますが
摂取量が多い場合は代謝しきれず
肝細胞や赤血球を酸化障害して
肝障害やメトヘモグロビン血症などを起こしてしまいます。
犬ではグルクロン酸抱合で代謝することができますが
多量に誤食することが多く中毒を起こしてしまいます。
この場合は早期に治療しなければ命に関わることもあります。
また猫では薬を誤食することは犬よりも少なく
誤食したとしても少量ですが
グルクロン酸抱合による代謝が行えないため
一粒でも有害な代謝産物が蓄積し
強い中毒症状を起こしてしまいます。
この場合、治療をしても亡くなってしまうことも多いため
薬の管理はしっかりしておきましょう。
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