☆やまなか動物病院のブログです☆
2014年11月14日 金曜日
フィラリア予防
こんにちは。
院長の山中です。
だいぶ気温も下がり蚊も見なくなってきましたね。
横須賀市ではフィラリアに感染する期間は
5月初旬から11月中旬までと言われています。
この期間は蚊の体内でミクロフィラアリアが成長し
動物に感染する危険があります。
飲み薬でのフィラリア予防は
体の中に入ってしまったミクロフィラリアを
毎月1回薬を飲むことで駆除しています。
そのため蚊が出なくなってからも
1カ月後を目安に薬を飲む事が推奨されています。
これは11月の中旬までに感染した
ミクロフィラリアを駆除するためです。
この最後の投薬はとても重要です。
なぜなら、ここで薬を飲ませ忘れてしまうと
万が一ミクロフィラリアが体の中に入っていた場合
投薬していない冬の間にフィラリア成虫に成長してしまうからです。
フィラリアは成虫になってしまうと予防薬では死にません。
駆除することはできますが、やっかいなことに
肺動脈という肺に血液を送っている血管に寄生するため
死ぬと肺動脈に詰まり肺動脈塞栓症を起こしてしまいます。
これは小型犬では致命的です。
そのため成虫になる前に駆除することが重要になってきます。
というわけで
最後の投薬を忘れないようにしましょう。
(やまなか動物病院では最後の予防薬は12月に入ってから飲んでもらうようにしています。)
院長の山中です。
だいぶ気温も下がり蚊も見なくなってきましたね。
横須賀市ではフィラリアに感染する期間は
5月初旬から11月中旬までと言われています。
この期間は蚊の体内でミクロフィラアリアが成長し
動物に感染する危険があります。
飲み薬でのフィラリア予防は
体の中に入ってしまったミクロフィラリアを
毎月1回薬を飲むことで駆除しています。
そのため蚊が出なくなってからも
1カ月後を目安に薬を飲む事が推奨されています。
これは11月の中旬までに感染した
ミクロフィラリアを駆除するためです。
この最後の投薬はとても重要です。
なぜなら、ここで薬を飲ませ忘れてしまうと
万が一ミクロフィラリアが体の中に入っていた場合
投薬していない冬の間にフィラリア成虫に成長してしまうからです。
フィラリアは成虫になってしまうと予防薬では死にません。
駆除することはできますが、やっかいなことに
肺動脈という肺に血液を送っている血管に寄生するため
死ぬと肺動脈に詰まり肺動脈塞栓症を起こしてしまいます。
これは小型犬では致命的です。
そのため成虫になる前に駆除することが重要になってきます。
というわけで
最後の投薬を忘れないようにしましょう。
(やまなか動物病院では最後の予防薬は12月に入ってから飲んでもらうようにしています。)
投稿者 やまなか動物病院