☆やまなか動物病院のブログです☆
2015年3月 6日 金曜日
犬の妊娠・出産について①
こんにちは看護師の市川です
今日は「ワンちゃんの妊娠・出産」についてです
妊娠期間
基本的な妊娠期間は63日と言われていますが
58日~64日の幅があります
胎児の成長
胎児の成長は、超音波検査(エコー)で確認していきます
交配後24日ほどで胎子の心拍が分かります。
レントゲン検査ではおおよそ42日以降で
胎子の頭部や骨格を見ることができます
出産・分娩
ワンちゃんは出産が近くなると食欲が減退し、巣作り行動
落ち着きがなくなり、排尿が増えたりします。
一番予知する方法としては体温を測定する方法です。
正常な直腸温は38~39℃!
分娩予定の22時間くらい前になると1℃くらい
体温が下がるので、出産が近づいた目安になります。
予定日の7日間から1日3回以上体温を測ってみて下さいね
出産予定日が近づいて来たら準備をしましょう
まず母犬には静かで落ち着ける場所に!
そして産まれた子犬が這って外に出ないような
産室(箱)を用意してあげましょう
15~20cmの高さがあると良いみたいですよ
● 体温計
出産の兆候を確かめるために使用します
人間用の電子体温計でも大丈夫です。
● タオル
産まれたての羊水で濡れた子犬を拭きます。
多めに用意しましょう。
● 糸
普通の木綿糸で大丈夫です。消毒をしておきましょう。
へその緒を切るときに使います。
へその緒は母犬が噛み切る場合もありますが、その際止血にも使います。
● ハサミ
へその緒などを切りますので消毒しておきましょう。
● 保温箱
先に産まれた子犬を母犬が次の出産をしている間に
いれておく箱が必要です。
産まれたての子犬は自分で体温調節ができないので
タオルなどを敷いた箱を用意しましょう。
では、出産です
自然分娩の場合
産道が拡張し、断続的な子宮の収縮(陣痛)が起こり
陣痛が強くなり、やがて一次破水が起こります。
その後、さらに強くなった陣痛とともに羊膜をかぶった胎子が出てきます。
胎子の入った羊膜は自然に破れるか、母犬が自分で破ってくれます。
母犬は娩出された胎子の胎膜も破り、臍帯も噛み切ります。
その後胎子を少し乱暴に見えるみたいですが
母犬がなめて呼吸を促すんだそうです
ただし、自然分娩ができない母犬も中にはいます
その場合は飼い主様が手助け(助産)してあげましょう
長くなりそうなので...続きはまた次回に...!
今日は「ワンちゃんの妊娠・出産」についてです
妊娠期間
基本的な妊娠期間は63日と言われていますが
58日~64日の幅があります
胎児の成長
胎児の成長は、超音波検査(エコー)で確認していきます
交配後24日ほどで胎子の心拍が分かります。
レントゲン検査ではおおよそ42日以降で
胎子の頭部や骨格を見ることができます
出産・分娩
ワンちゃんは出産が近くなると食欲が減退し、巣作り行動
落ち着きがなくなり、排尿が増えたりします。
一番予知する方法としては体温を測定する方法です。
正常な直腸温は38~39℃!
分娩予定の22時間くらい前になると1℃くらい
体温が下がるので、出産が近づいた目安になります。
予定日の7日間から1日3回以上体温を測ってみて下さいね
出産予定日が近づいて来たら準備をしましょう
まず母犬には静かで落ち着ける場所に!
そして産まれた子犬が這って外に出ないような
産室(箱)を用意してあげましょう
15~20cmの高さがあると良いみたいですよ
● 体温計
出産の兆候を確かめるために使用します
人間用の電子体温計でも大丈夫です。
● タオル
産まれたての羊水で濡れた子犬を拭きます。
多めに用意しましょう。
● 糸
普通の木綿糸で大丈夫です。消毒をしておきましょう。
へその緒を切るときに使います。
へその緒は母犬が噛み切る場合もありますが、その際止血にも使います。
● ハサミ
へその緒などを切りますので消毒しておきましょう。
● 保温箱
先に産まれた子犬を母犬が次の出産をしている間に
いれておく箱が必要です。
産まれたての子犬は自分で体温調節ができないので
タオルなどを敷いた箱を用意しましょう。
では、出産です
自然分娩の場合
産道が拡張し、断続的な子宮の収縮(陣痛)が起こり
陣痛が強くなり、やがて一次破水が起こります。
その後、さらに強くなった陣痛とともに羊膜をかぶった胎子が出てきます。
胎子の入った羊膜は自然に破れるか、母犬が自分で破ってくれます。
母犬は娩出された胎子の胎膜も破り、臍帯も噛み切ります。
その後胎子を少し乱暴に見えるみたいですが
母犬がなめて呼吸を促すんだそうです
ただし、自然分娩ができない母犬も中にはいます
その場合は飼い主様が手助け(助産)してあげましょう
長くなりそうなので...続きはまた次回に...!
投稿者 やまなか動物病院