☆やまなか動物病院のブログです☆
2015年5月27日 水曜日
肛門周囲腺腫☆ 横須賀市佐原にある動物病院です♪
こんにちは!
トリマーの武田です
今日は30℃を越える真夏日みたいですが
みなさま体調は大丈夫ですか
私は夏生まれなので元気満々です(笑)
今日は病気について勉強したので
お話させて頂きます
「肛門周囲腺腫」という腫瘤の病気です
この病気は字のごとく
肛門のまわりに腫瘤ができる病気です
腫瘍の数はひとつだけだったり
いくつか複数できたりします
写真は肛門周囲腺腫が複数できた
9歳の男の子
この腫瘤ができやすいわんちゃんは
7歳以上の去勢していない男の子に
多く多発するようです
症状として
この腫瘍が大きくなると
わんちゃん本人が気にして舐めたり
または噛んだりすることで
傷つけて出血したり、潰れたり(潰瘍)します
それから、これらのような腫瘍などは
良性と悪性の2種類あって
この肛門周囲腺腫は良性のものが
ほとんどだそうです
ですが...
この女の子で同じものができた場合
悪性の場合が多いようです
なので
できものが大きくなっている
気にして噛んだり舐めたりする
((特に出血するほどは注意!!!))
ないかチェックしてあげてください
治療方法として...
この病気はホルモンが関係して
できることが多いようなので
手術で摘出して同時に去勢する
という方法をとります
つまり
もし完全に発症を抑えたいのであれば
若いうちに去勢を済ませておくのが
実はベストなんです
肛門周囲腺腫の他にも
若いうちから去勢や避妊を済ませておくことで
防げる病気はたくさんあります
でも手術に抵抗があり
ちょっと考えているという方は
相談だけでもお話できますので
お気軽にご相談ください
投稿者 やまなか動物病院