病気や症例
2015年3月16日 月曜日
ノミ・ダニについて 横須賀市の動物病院です☆
こんにちは看護師の市川です!
まだまだ寒い日が続きますが...
着実と春には近づいて来ていますっ
春は暖かくて過ごしやすくなりますが
気温が13℃以上になると
ノミ・ダニが活発に活動をし始めます...
最近ではエアコンなどによって
室内の気温が13℃以上に保たれ
年中ノミ・ダニが繁殖状態になってしまい
冬の時期の被害も多くなっています
ノミの大きさは約2mm程度で
実際に見ると
成虫の拡大図
なんか気持ち悪いですよね
こちらは
吸血前と吸血後のマダニ
こちらは吸血中
みなさん
ノミ・ダニにはご注意を❕❕
気持ち悪い画をすみませんでしたぁ
投稿者 やまなか動物病院 | 記事URL
2015年3月 2日 月曜日
犬のフィラリア予防
こんにちは受付の秀美です
今日はフィラリアについてまとめてみました
フィラリアは別名を犬糸状虫という虫です。
犬糸状虫の名のとおり、犬への感染が圧倒的に多いのですが、
猫やフェレットなどもフィラリアにかかります。
【フィラリアに感染とは】
フィラリア幼虫を体内にもった蚊が犬を刺してしまい、
感染幼虫が蚊から犬の体内に入ってしまうと感染します。
犬の体内に入った感染幼虫は約3ヶ月間
皮下や筋肉の中で成長します。
感染から約半年後、
血液の流れに乗って心臓や肺動脈に住みつき
成虫になります。
【症状】
感染してもしばらくはなんの症状も現れません。
多くは数年が経過してから症状が現れます。
運動をしたあとでもないのにハーハーと息が荒い、
ゼーゼー言う、息が浅く速い、
ときどき咳をするなどが初期症状です。
その後、
元気がない、散歩を嫌がる、散歩の途中で座り込む、
ふらふらする、突然倒れるなども見られるようになります。
食欲不振、嘔吐、重度の貧血、寝てばかりいる、
お腹に水がたまる、血尿を出すなど
重篤になっていきます。
そして、心臓、肺、肝臓、腎臓などが機能不全に陥り、
死亡します。
【予防方法】
フィラリアは100パーセント防げる病気です。
気温や室温が約14度以上になると蚊が活動を開始します。
そして、これを誤解している人が多いのですが、
フィラリア予防は蚊の活動期間内だけ薬を投与すればいいのではなく、
蚊の活動開始1ヵ月後から蚊の活動終了1ヵ月後まで
投薬が必要になります。
蚊の活動期間に対して
投薬期間が1ヶ月ずつ後ろにずれるのは、
フィラリア予防薬は実は〝予防〟ではなく、
感染後に対処する〝駆虫〟だからです。
つまり蚊に刺されて感染幼虫が犬の体内に入ってしまってから
その1ヵ月後に薬を与えてまとめて感染幼虫を殺すのが目的です。
蚊に刺されて感染幼虫が犬の体に入る
↓
1ヵ月後にまとめて駆虫
感染幼虫が入る
↓
1ヵ月後に駆虫
感染
↓
駆虫
この繰り返しなんです
蚊がいつから刺すかいつまで刺すかは
各年の気温によって違ってきます。
蚊が見られるようになったら刺す時期がきたと思ってください。
4月上旬に蚊を見たら、フィラリア予防薬の投与は5月上旬からスタートです。
横須賀市のやまなか動物病院では
初めてフィラリア予防薬を処方する時
フィラリア抗原検査を行っています。
成虫が育ってしまっていた場合
血液中にフィラリアの幼虫である
ミクロフィラリアがいる可能性があります。
予防薬でミクロフィラリアが駆除されると
アレルギー症状等を起こしてしまう危険性があるからです。
今年は、5月末~6月頃より予防し始めるといいかなぁ...
と考えています。
只今
フィラリア予防キャンペーンとして
1シーズン分(計7個)をまとめてお買い上げいただくと、
1個分の料金を割り引きさせていただきます。
寄生虫も一緒に駆除できるタイプ
(インターセプター)も対象です
12ヶ月間効く注射タイプ
(プロハート)
もご用意しております。
よろしくお願い致します。
今日はフィラリアについてまとめてみました
フィラリアは別名を犬糸状虫という虫です。
犬糸状虫の名のとおり、犬への感染が圧倒的に多いのですが、
猫やフェレットなどもフィラリアにかかります。
【フィラリアに感染とは】
フィラリア幼虫を体内にもった蚊が犬を刺してしまい、
感染幼虫が蚊から犬の体内に入ってしまうと感染します。
犬の体内に入った感染幼虫は約3ヶ月間
皮下や筋肉の中で成長します。
感染から約半年後、
血液の流れに乗って心臓や肺動脈に住みつき
成虫になります。
【症状】
感染してもしばらくはなんの症状も現れません。
多くは数年が経過してから症状が現れます。
運動をしたあとでもないのにハーハーと息が荒い、
ゼーゼー言う、息が浅く速い、
ときどき咳をするなどが初期症状です。
その後、
元気がない、散歩を嫌がる、散歩の途中で座り込む、
ふらふらする、突然倒れるなども見られるようになります。
食欲不振、嘔吐、重度の貧血、寝てばかりいる、
お腹に水がたまる、血尿を出すなど
重篤になっていきます。
そして、心臓、肺、肝臓、腎臓などが機能不全に陥り、
死亡します。
【予防方法】
フィラリアは100パーセント防げる病気です。
気温や室温が約14度以上になると蚊が活動を開始します。
そして、これを誤解している人が多いのですが、
フィラリア予防は蚊の活動期間内だけ薬を投与すればいいのではなく、
蚊の活動開始1ヵ月後から蚊の活動終了1ヵ月後まで
投薬が必要になります。
蚊の活動期間に対して
投薬期間が1ヶ月ずつ後ろにずれるのは、
フィラリア予防薬は実は〝予防〟ではなく、
感染後に対処する〝駆虫〟だからです。
つまり蚊に刺されて感染幼虫が犬の体内に入ってしまってから
その1ヵ月後に薬を与えてまとめて感染幼虫を殺すのが目的です。
蚊に刺されて感染幼虫が犬の体に入る
↓
1ヵ月後にまとめて駆虫
感染幼虫が入る
↓
1ヵ月後に駆虫
感染
↓
駆虫
この繰り返しなんです
蚊がいつから刺すかいつまで刺すかは
各年の気温によって違ってきます。
蚊が見られるようになったら刺す時期がきたと思ってください。
4月上旬に蚊を見たら、フィラリア予防薬の投与は5月上旬からスタートです。
横須賀市のやまなか動物病院では
初めてフィラリア予防薬を処方する時
フィラリア抗原検査を行っています。
成虫が育ってしまっていた場合
血液中にフィラリアの幼虫である
ミクロフィラリアがいる可能性があります。
予防薬でミクロフィラリアが駆除されると
アレルギー症状等を起こしてしまう危険性があるからです。
今年は、5月末~6月頃より予防し始めるといいかなぁ...
と考えています。
只今
フィラリア予防キャンペーンとして
1シーズン分(計7個)をまとめてお買い上げいただくと、
1個分の料金を割り引きさせていただきます。
寄生虫も一緒に駆除できるタイプ
(インターセプター)も対象です
12ヶ月間効く注射タイプ
(プロハート)
もご用意しております。
よろしくお願い致します。
投稿者 やまなか動物病院 | 記事URL
2015年3月 1日 日曜日
大腸性疾患について
こんにちは看護師の市川です
今日は「大腸性疾患」についてお話致します
大腸性疾患は何らかの原因で
大腸の粘膜を傷つけ炎症を起こしてしまうことをいいます。
大腸性疾患の原因には、寄生虫性、感染性、
食事性、炎症性腸疾患などがあり
腫瘍性や腸重積によっても起こります。
大腸性下痢の特徴としては
普段より回数が増加し1日4~6回
1回にする量は少量で、粘膜便や出血を伴う場合には
鮮血便がみられます
寄生虫性の場合には、主に鞭虫が原因となりますが
症状は急性や慢性の下痢、粘血便などです。
軽度の寄生では症状が現れない場合もあります。
寄生虫卵を直接摂取することにより起こるので
治療としては駆虫薬を投与します。
感染性の大腸疾患は、細菌、ウイルス、真菌などによって起こり
症状はそれぞれ下痢を主体とし、食欲不振、嘔吐、発熱など。
治療としては、抗生剤や下痢止めなどを使っていきます。
食事性のものでは、
摂取したものの中に大腸を傷つけたり
刺激する異物が入ってたり、骨などが粘膜を傷つけることにより
下痢や血便が発生します。
また、食事中の抗原が刺激となり、アレルギー性の炎症を
引き起こすことがあります。
治療としては、食事療法などをおこなっていきます。
腫瘍性の大腸疾患では、
良性のポリープや悪性腫瘍によって
通常の治療では反応しない下痢や血便が発生します
良性の場合には、内科療法や切除を行いますが
悪性では発見時に転移していることが多いので
症状の調和には腫瘍の切除や抗がん剤が必要になります。
毎日の健康チェックのためにも
ウンチの状態を見てあげることが大切です
下痢がひどく続くと脱水症状を起こすこともありますので
注意が必要です
ひどく続くような場合は
一度検査をしに診てもらって下さいね
今日は北久里浜駅の
イリュミネーション
きゃ~
ハート
北久里浜駅
意外とかわゆい~
今日は「大腸性疾患」についてお話致します
大腸性疾患は何らかの原因で
大腸の粘膜を傷つけ炎症を起こしてしまうことをいいます。
大腸性疾患の原因には、寄生虫性、感染性、
食事性、炎症性腸疾患などがあり
腫瘍性や腸重積によっても起こります。
大腸性下痢の特徴としては
普段より回数が増加し1日4~6回
1回にする量は少量で、粘膜便や出血を伴う場合には
鮮血便がみられます
寄生虫性の場合には、主に鞭虫が原因となりますが
症状は急性や慢性の下痢、粘血便などです。
軽度の寄生では症状が現れない場合もあります。
寄生虫卵を直接摂取することにより起こるので
治療としては駆虫薬を投与します。
感染性の大腸疾患は、細菌、ウイルス、真菌などによって起こり
症状はそれぞれ下痢を主体とし、食欲不振、嘔吐、発熱など。
治療としては、抗生剤や下痢止めなどを使っていきます。
食事性のものでは、
摂取したものの中に大腸を傷つけたり
刺激する異物が入ってたり、骨などが粘膜を傷つけることにより
下痢や血便が発生します。
また、食事中の抗原が刺激となり、アレルギー性の炎症を
引き起こすことがあります。
治療としては、食事療法などをおこなっていきます。
腫瘍性の大腸疾患では、
良性のポリープや悪性腫瘍によって
通常の治療では反応しない下痢や血便が発生します
良性の場合には、内科療法や切除を行いますが
悪性では発見時に転移していることが多いので
症状の調和には腫瘍の切除や抗がん剤が必要になります。
毎日の健康チェックのためにも
ウンチの状態を見てあげることが大切です
下痢がひどく続くと脱水症状を起こすこともありますので
注意が必要です
ひどく続くような場合は
一度検査をしに診てもらって下さいね
今日は北久里浜駅の
イリュミネーション
きゃ~
ハート
北久里浜駅
意外とかわゆい~
投稿者 やまなか動物病院 | 記事URL