病気や症例
2015年5月31日 日曜日
会陰ヘルニアについて☆神奈川県横須賀市・三浦市エリアのやまなか動物病院
昨日から便が出ないとのことで
来院されたワンちゃん。
検査した結果
【 会陰ヘルニア 】
とのこと。
膀胱・前立腺も脱出してしまっているため
後日 手術となりました。
右の方へぼっこり膨らんでます
会陰ヘルニアとは、
会陰部(肛門と泌尿生殖器の出口周辺)の筋肉が萎縮し、
隙間ができてしまい、そこから
膀胱、腸管、大網、腹腔内脂肪などがとびだして
ヘルニアが形成される事をいいます。
【原因】
劣性遺伝やホルモンの関与が原因と言われていますが、
いまだに不明な部分が多い疾患です。
発症は中年以降の未去勢のオスが圧倒的に多く
前立腺から出るリラキシンと言うホルモンが関与しているとも言われています。
【症状】
症状としては、頑張っても便が少量しか出ず、排便時に痛がる。
肛門の片側、あるいは両側が腫れている。
膀胱が脱出している場合には尿が出にくいといったものです。
【治療】
この病気の治療は原則として手術になります。
お尻周りの筋肉の隙間をなくすことで、
お腹の中の臓器を本来あるべき位置に戻してあげることになります。
左側に見えてるのが脱出した膀胱
肛門周りが膨れてきたり
便が上手くでなくなってきたら
早めにかかりつけ医に診てもらって下さい
神奈川県横須賀市・三浦市エリアのやまなか動物病院でしたぁ
来院されたワンちゃん。
検査した結果
【 会陰ヘルニア 】
とのこと。
膀胱・前立腺も脱出してしまっているため
後日 手術となりました。
右の方へぼっこり膨らんでます
会陰ヘルニアとは、
会陰部(肛門と泌尿生殖器の出口周辺)の筋肉が萎縮し、
隙間ができてしまい、そこから
膀胱、腸管、大網、腹腔内脂肪などがとびだして
ヘルニアが形成される事をいいます。
【原因】
劣性遺伝やホルモンの関与が原因と言われていますが、
いまだに不明な部分が多い疾患です。
発症は中年以降の未去勢のオスが圧倒的に多く
前立腺から出るリラキシンと言うホルモンが関与しているとも言われています。
【症状】
症状としては、頑張っても便が少量しか出ず、排便時に痛がる。
肛門の片側、あるいは両側が腫れている。
膀胱が脱出している場合には尿が出にくいといったものです。
【治療】
この病気の治療は原則として手術になります。
お尻周りの筋肉の隙間をなくすことで、
お腹の中の臓器を本来あるべき位置に戻してあげることになります。
左側に見えてるのが脱出した膀胱
肛門周りが膨れてきたり
便が上手くでなくなってきたら
早めにかかりつけ医に診てもらって下さい
神奈川県横須賀市・三浦市エリアのやまなか動物病院でしたぁ
投稿者 やまなか動物病院 | 記事URL
2015年5月29日 金曜日
椎間板ヘルニア✩神奈川県横須賀市佐原のやまなか動物病院です。
こんにちはっ
看護師の市川です!
気温の変化が激しいですね
暑いやら寒いやらどっちなの~って
忙しくなりそうですよ...
さて...
今日は犬の椎間板ヘルニアについてです
犬の背骨は頸部7個、胸部13個、腰部7個あり、
背骨同士がぶつからない様に
クッションの役割をしているのが椎間板です。
激しい運動や肥満、老化などによって
姿勢や動きを支えている椎間板に負担がかかり
椎間板が破れて近くにある神経や脊髄を圧迫して
痛みが出たり足に麻痺などが起きてきます
症状が酷い場合ですと
立ち上がることができなくなり
排尿、排便が困難になることもあります。
ダックスやシーズー、ペキニーズ、ビーグルなど
小型犬や足の短いワンちゃんは
軟骨の形成に問題を抱えていることが多く
ヘルニアになりやすい犬種と言われています
ヘルニアを予防するには
日頃から背骨に負担がかからないように
激しい運動、高い所からのジャンプは避け
体重管理も気を付けましょう
今日の写真は、、、、、
ひょえ~
な、なんでしょう
正解は
見えますか?蚕さんです
たくさん食べて食べて大きくなって
繭になり蛾になるんですよ~
みんな元気に育って下さいね~
モモちゃんのお母さん
ありがとうございましたっ
看護師の市川です!
気温の変化が激しいですね
暑いやら寒いやらどっちなの~って
忙しくなりそうですよ...
さて...
今日は犬の椎間板ヘルニアについてです
犬の背骨は頸部7個、胸部13個、腰部7個あり、
背骨同士がぶつからない様に
クッションの役割をしているのが椎間板です。
激しい運動や肥満、老化などによって
姿勢や動きを支えている椎間板に負担がかかり
椎間板が破れて近くにある神経や脊髄を圧迫して
痛みが出たり足に麻痺などが起きてきます
症状が酷い場合ですと
立ち上がることができなくなり
排尿、排便が困難になることもあります。
ダックスやシーズー、ペキニーズ、ビーグルなど
小型犬や足の短いワンちゃんは
軟骨の形成に問題を抱えていることが多く
ヘルニアになりやすい犬種と言われています
ヘルニアを予防するには
日頃から背骨に負担がかからないように
激しい運動、高い所からのジャンプは避け
体重管理も気を付けましょう
今日の写真は、、、、、
ひょえ~
な、なんでしょう
正解は
見えますか?蚕さんです
たくさん食べて食べて大きくなって
繭になり蛾になるんですよ~
みんな元気に育って下さいね~
モモちゃんのお母さん
ありがとうございましたっ
投稿者 やまなか動物病院 | 記事URL
2015年5月27日 水曜日
肛門周囲腺腫☆ 横須賀市佐原にある動物病院です♪
こんにちは!
トリマーの武田です
今日は30℃を越える真夏日みたいですが
みなさま体調は大丈夫ですか
私は夏生まれなので元気満々です(笑)
今日は病気について勉強したので
お話させて頂きます
「肛門周囲腺腫」という腫瘤の病気です
この病気は字のごとく
肛門のまわりに腫瘤ができる病気です
腫瘍の数はひとつだけだったり
いくつか複数できたりします
写真は肛門周囲腺腫が複数できた
9歳の男の子
この腫瘤ができやすいわんちゃんは
7歳以上の去勢していない男の子に
多く多発するようです
症状として
この腫瘍が大きくなると
わんちゃん本人が気にして舐めたり
または噛んだりすることで
傷つけて出血したり、潰れたり(潰瘍)します
それから、これらのような腫瘍などは
良性と悪性の2種類あって
この肛門周囲腺腫は良性のものが
ほとんどだそうです
ですが...
この女の子で同じものができた場合
悪性の場合が多いようです
なので
できものが大きくなっている
気にして噛んだり舐めたりする
((特に出血するほどは注意!!!))
ないかチェックしてあげてください
治療方法として...
この病気はホルモンが関係して
できることが多いようなので
手術で摘出して同時に去勢する
という方法をとります
つまり
もし完全に発症を抑えたいのであれば
若いうちに去勢を済ませておくのが
実はベストなんです
肛門周囲腺腫の他にも
若いうちから去勢や避妊を済ませておくことで
防げる病気はたくさんあります
でも手術に抵抗があり
ちょっと考えているという方は
相談だけでもお話できますので
お気軽にご相談ください
投稿者 やまなか動物病院 | 記事URL
2015年5月22日 金曜日
猫の膀胱炎✩神奈川県横須賀市のやまなか動物病院です
こんにちは~
今日も元気な看護師の市川です~っ
今日はネコちゃんの膀胱炎についてです
ネコちゃんは泌尿器疾患が多いとされ
膀胱炎もその一つです。
特に寒い季節に重症化しやすく
若くて元気な子でも発症しています
主な症状は、
・トイレ以外の場所でおしっこをしてしまう
・いつもより頻繁にトイレに行く
・血尿がまざることがある
・おしっこが出にくい
・排尿のさいに痛がる
などの症状がみられます
膀胱炎の主な原因は
尿石症などと言われていますが、
ストレスも大きな原因なんですっ
ストレスになる環境や
気性難、同居猫との仲が悪いなどで
ストレスを抱えてなる子が多いんです
が、ストレスを 0(ゼロ) にしてあげるのは
なかなか難しいことですよね...
そこで、参考になればと思い
ストレスを解消する10のポイントをお伝えします
① 高い場所や気持ちよく
くつろげるスペースを作りましょう。
② 猫が安心していられる
避難場所を用意してあげましょう。
③ 猫用のトイレは必ず清潔にし
充分な大きさのものを使いましょう。
(猫の体長の1.5倍以上)
④ トイレは食事から離れた
静かな場所に置きましょう。
⑤ 猫のいい行動を褒める
失敗しても叱らないようにしましょう。
⑥ 猫に爪とぎできるものを与えると
フェロモンを放出して満足します。
⑦ 肥満になると動いたりジャンプが
出来なくなるので太らせないよう注意です。
⑧ 活発に動けるように、玩具やグッズで
遊べる場所を用意しましょう。
⑨ 室内外の場合は退屈しやすいので
外の景色が見えるようにしましょう。
⑩ 2匹以上飼われている場合は
各猫に十分なフードと水、トイレ、
安心できる場所をそれぞれに用意しましょう。
ストレス軽減で膀胱炎のケア・予防に
繋がればと思います
さて今日の写真はペットホテル中の
キンタちゃん4歳の男の子
元気いっぱいに院内を
走り回って楽しんでおりますっ
人懐っこくて呼ぶと走って来てくれるんです
短い間だけどたくさんあそぼうねぇ~
今日も元気な看護師の市川です~っ
今日はネコちゃんの膀胱炎についてです
ネコちゃんは泌尿器疾患が多いとされ
膀胱炎もその一つです。
特に寒い季節に重症化しやすく
若くて元気な子でも発症しています
主な症状は、
・トイレ以外の場所でおしっこをしてしまう
・いつもより頻繁にトイレに行く
・血尿がまざることがある
・おしっこが出にくい
・排尿のさいに痛がる
などの症状がみられます
膀胱炎の主な原因は
尿石症などと言われていますが、
ストレスも大きな原因なんですっ
ストレスになる環境や
気性難、同居猫との仲が悪いなどで
ストレスを抱えてなる子が多いんです
が、ストレスを 0(ゼロ) にしてあげるのは
なかなか難しいことですよね...
そこで、参考になればと思い
ストレスを解消する10のポイントをお伝えします
① 高い場所や気持ちよく
くつろげるスペースを作りましょう。
② 猫が安心していられる
避難場所を用意してあげましょう。
③ 猫用のトイレは必ず清潔にし
充分な大きさのものを使いましょう。
(猫の体長の1.5倍以上)
④ トイレは食事から離れた
静かな場所に置きましょう。
⑤ 猫のいい行動を褒める
失敗しても叱らないようにしましょう。
⑥ 猫に爪とぎできるものを与えると
フェロモンを放出して満足します。
⑦ 肥満になると動いたりジャンプが
出来なくなるので太らせないよう注意です。
⑧ 活発に動けるように、玩具やグッズで
遊べる場所を用意しましょう。
⑨ 室内外の場合は退屈しやすいので
外の景色が見えるようにしましょう。
⑩ 2匹以上飼われている場合は
各猫に十分なフードと水、トイレ、
安心できる場所をそれぞれに用意しましょう。
ストレス軽減で膀胱炎のケア・予防に
繋がればと思います
さて今日の写真はペットホテル中の
キンタちゃん4歳の男の子
元気いっぱいに院内を
走り回って楽しんでおりますっ
人懐っこくて呼ぶと走って来てくれるんです
短い間だけどたくさんあそぼうねぇ~
投稿者 やまなか動物病院 | 記事URL
2015年5月19日 火曜日
子宮蓄膿症✩神奈川県横須賀市のやまなか動物病院です
お腹が腫れてきてぐったりしている
との事で来院された7歳の女の子。
検査の結果
子宮蓄膿症との事ですぐに手術になりました
3.6㎏の体から
なんとっ 1㎏近い子宮がっ
こちらが正常な子宮
中の液体が奇跡的にも漏れ出しておらず
よかったです
体調不良やお腹の膨らみがみられましたら
早めにかかりつけの先生に診てもらいましょう
との事で来院された7歳の女の子。
検査の結果
子宮蓄膿症との事ですぐに手術になりました
3.6㎏の体から
なんとっ 1㎏近い子宮がっ
こちらが正常な子宮
中の液体が奇跡的にも漏れ出しておらず
よかったです
体調不良やお腹の膨らみがみられましたら
早めにかかりつけの先生に診てもらいましょう
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