病気や症例
2014年12月13日 土曜日
好酸球性肉芽腫症候群について
こんにちは☆看護師の市川と♡受付の秀美です(>_<)☆
今日は【好酸球性肉芽腫症候群】について書きたいと思います♪
症状...
好酸球性肉芽腫症候群の代表的な病型は3種類ありますが、それぞれ症状が異なります。
「 無痛性潰瘍 」では、
おもに上唇や上あごに赤褐色で光沢のある潰瘍病変がぽっこりとできます。
病変部の周囲は少し盛り上がって、
その中心部はややへこんで白っぽく壊死していることが多く、ときに出血します。
無痛性潰瘍の見た目は大変痛々しいですが、痛みやかゆみは通常見られません。
メス猫に多く見られます!
「 好酸球性プラーク(好酸球性局面) 」は、
腹部や内また、脇の下、首、指の間に多く見られます。
かゆみをともなった脱毛と紅斑(皮膚の赤み)があります。
境界がはっきりせず、ただれていることもあれば、
境界のはっきりした異常な盛り上がりで、表面は平らな
病変が多数できることもあります。
「 好酸球性肉芽腫 」は、
太ももの後ろ側や腹部の横側、前足の外側などに多く見られるタイプ(線状肉芽腫)と
口の中に大きな肉芽腫ができたりするタイプがあります。
線状肉芽腫は紅斑と脱毛、フケが見られますが、かゆみはほとんどありません。
口の中に好酸球性肉芽腫ができるものでは、
食べ物や水が飲みにくいといった症状が見られることがあります。
原因...
好酸球性肉芽腫症候群のはっきりした原因はよくわかっていません。
しかし、アレルギーやウイルス、細菌などの感染、寄生虫や蚊による虫さされの過敏症、
自己免疫系疾患、遺伝的要因などが関与している可能性が考えられています。
痛々しいなぁと見ていましたが、
好酸球性皮膚炎になるとほとんど痛みはないんですね(@_@)!!!!
驚きでしたっ!!!!
さてさて、写真といきますかっ...
最近,
ネタ切れぎみなんですっ(-.-)w
今日は、
ダレかにーーーー!!!
トナカイの鼻ーーーーーー!!
移動されてたぁぁぁ~~~(笑)!!!!
マヌケちゃんー(@_@)!!!
ダレだろっ(笑)!!
中学生によく遊ばれている
看板のお人形さんでしたぁ~♡♡♡
神奈川県横須賀市のやまなか動物病院は
年中無休で診療しています。
http://www.yamanaka-vet.com/
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2014年12月12日 金曜日
ホルモン(甲状腺)の病気
こんにちは☆看護師の市川ですヽ(^o^)丿☆
今日は昨日に引き続き、
内分泌疾患についてのお話です☆☆
【 甲状腺機能亢進症 】
症状...
甲状腺ホルモンの影響により、食欲があるのにどんどん痩せていく、
嘔吐、下痢、多飲多尿、頻脈や呼吸が速拍、過剰な換毛、
興奮気味で落ち着きがなくなったり、攻撃的になるなどの行動の変化、
目がぎらぎらする、 などの行動上の変化が見られます。
また、不整脈や心筋症を併発することが多く、病態が進行すると
食欲減退、衰弱が見られることもあります。
原因...
甲状腺自体が腫大することによって起きます。
腫大する原因としては甲状腺腺腫や腺腫様過形成が最も多く(約98%)、
これらは転移することのない良性のものになります。残りの2%は甲状腺癌と言われています。
甲状腺は喉の下方に存在しますが、腫大している甲状腺を触れる場合もあれば、
全く触れない場合もあります。
【 甲状腺機能低下症 】
症状...
甲状腺ホルモンは、エネルギー代謝やタンパク・ビタミン・脂質代謝などに作用するため、
このホルモンの欠乏は身体の活動に関するものから皮膚まで、あらゆる影響を及ぼしてしまいます。
無気力・不活発、食欲増加を伴わない体重増加、徐脈、低体温などで、
皮膚症状は鼻すじや尾、胴体部に左右対称性の痒みを伴わない脱毛、
脱毛部の色素沈着、被毛粗剛、粘液水腫などを伴うこともあります。
また、皮膚が厚くなったり、二次性の膿皮症、皮膚糸状菌症や毛包虫症に罹患する場合もあります。
その他、神経症状や、悲劇的顔貌(sad face)といって悲しい顔をしているようにみえることがあります。
原因...
喉の下辺りにある甲状腺という内分泌器官から産生・分泌される甲状腺ホルモンが
分泌できなくなるため起こります。
ワンちゃんの甲状腺機能低下症の95%は甲状腺自体の機能不全(原発性)が原因であるといわれています。
さ らに、原発性の原因を細かく説明すると、特発性に甲状腺が萎縮してしまうというもの(原因不明)と、
免疫介在性(自己免疫反応により甲状腺が破壊さ れる)あるいは遺伝性によるリンパ球性甲状腺炎
となるものが考えられます。
攻撃的になったや、無気力、不活発、悲しい顔をしているようにみえるなど、
これらホルモンの影響の場合もありますので
気になる方はお気軽にご相談ください。
今日の写真は♡
悩みまくってこれっ(笑)
業者さんからもらった人形に♡
ひつじのスーパーマン!!!!!
なんか、
さんまのまんまの犬みたいになった...
...ひつじ年まで あともう少し!!!
神奈川県横須賀市のやまなか動物病院は
年中無休で診療しています。
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今日は昨日に引き続き、
内分泌疾患についてのお話です☆☆
【 甲状腺機能亢進症 】
症状...
甲状腺ホルモンの影響により、食欲があるのにどんどん痩せていく、
嘔吐、下痢、多飲多尿、頻脈や呼吸が速拍、過剰な換毛、
興奮気味で落ち着きがなくなったり、攻撃的になるなどの行動の変化、
目がぎらぎらする、 などの行動上の変化が見られます。
また、不整脈や心筋症を併発することが多く、病態が進行すると
食欲減退、衰弱が見られることもあります。
原因...
甲状腺自体が腫大することによって起きます。
腫大する原因としては甲状腺腺腫や腺腫様過形成が最も多く(約98%)、
これらは転移することのない良性のものになります。残りの2%は甲状腺癌と言われています。
甲状腺は喉の下方に存在しますが、腫大している甲状腺を触れる場合もあれば、
全く触れない場合もあります。
【 甲状腺機能低下症 】
症状...
甲状腺ホルモンは、エネルギー代謝やタンパク・ビタミン・脂質代謝などに作用するため、
このホルモンの欠乏は身体の活動に関するものから皮膚まで、あらゆる影響を及ぼしてしまいます。
無気力・不活発、食欲増加を伴わない体重増加、徐脈、低体温などで、
皮膚症状は鼻すじや尾、胴体部に左右対称性の痒みを伴わない脱毛、
脱毛部の色素沈着、被毛粗剛、粘液水腫などを伴うこともあります。
また、皮膚が厚くなったり、二次性の膿皮症、皮膚糸状菌症や毛包虫症に罹患する場合もあります。
その他、神経症状や、悲劇的顔貌(sad face)といって悲しい顔をしているようにみえることがあります。
原因...
喉の下辺りにある甲状腺という内分泌器官から産生・分泌される甲状腺ホルモンが
分泌できなくなるため起こります。
ワンちゃんの甲状腺機能低下症の95%は甲状腺自体の機能不全(原発性)が原因であるといわれています。
さ らに、原発性の原因を細かく説明すると、特発性に甲状腺が萎縮してしまうというもの(原因不明)と、
免疫介在性(自己免疫反応により甲状腺が破壊さ れる)あるいは遺伝性によるリンパ球性甲状腺炎
となるものが考えられます。
攻撃的になったや、無気力、不活発、悲しい顔をしているようにみえるなど、
これらホルモンの影響の場合もありますので
気になる方はお気軽にご相談ください。
今日の写真は♡
悩みまくってこれっ(笑)
業者さんからもらった人形に♡
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なんか、
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2014年12月10日 水曜日
ホルモン(内分泌)の病気について
こんにちは☆受付の秀美です(^^♪
今日は、
「いつもボーっとしてて、この子の性格と思っていましたー(@_@)‼」
という飼い主さんの声からっ☆
この内容にしてみました(゜-゜)!!
ホルモンの過剰分泌や分泌不足によって発生する内分泌疾患というものがあります。
内分泌疾患は検査しないとわからない病気ですが、特徴的な症状があります。
【クッシング症候群(副腎皮質機能亢進症)】
症状...
多飲多尿、たくさん食べる、全体的に毛が薄くなる、
左右対称に毛が抜ける、お腹が膨れてくる。
原因...
脳下垂体の過形成や腫瘍、副腎皮質にできた腫瘍によってコルチゾールと呼ばれる
副腎皮質ホルモンが過剰に分泌される事で起こります。
6歳以上の犬に多く見られ、犬種を問わず発症しますが、特にダックス、
プードル、ポメラニアン、シーズー、ビーグルなどに多い傾向があります。
犬に多く、猫ではまれな病気です。
<アジソン病(副腎皮質機能低下症)>
症状...
食欲が落ちる、元気が無くなる、嘔吐下痢、多飲多尿、などの症状が見られます。
急性では急に元気がなくなり、フラついたり倒れたりショック状態に陥り、
迅速に治療をしなければ命に関わる事があります。
原因...
クッシング症候群とは逆に、副腎皮質からのホルモンが十分に分泌されない事で起こります。
副腎皮質自体が、腫瘍や炎症などで破壊されたり、副腎皮質に指令を出す
視床下部や脳下垂体に異常あって起こる場合があります。
特にメスによく見られ、ビーグルやコリー、ウエスティなどに多い傾向ががあります。
多飲多尿や、いつもボーっとしていたりするのが
その子の性格だけではない場合もありますので
気になる症状が見られる際には、お気軽にご相談ください。
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今日は、
「いつもボーっとしてて、この子の性格と思っていましたー(@_@)‼」
という飼い主さんの声からっ☆
この内容にしてみました(゜-゜)!!
ホルモンの過剰分泌や分泌不足によって発生する内分泌疾患というものがあります。
内分泌疾患は検査しないとわからない病気ですが、特徴的な症状があります。
【クッシング症候群(副腎皮質機能亢進症)】
症状...
多飲多尿、たくさん食べる、全体的に毛が薄くなる、
左右対称に毛が抜ける、お腹が膨れてくる。
原因...
脳下垂体の過形成や腫瘍、副腎皮質にできた腫瘍によってコルチゾールと呼ばれる
副腎皮質ホルモンが過剰に分泌される事で起こります。
6歳以上の犬に多く見られ、犬種を問わず発症しますが、特にダックス、
プードル、ポメラニアン、シーズー、ビーグルなどに多い傾向があります。
犬に多く、猫ではまれな病気です。
<アジソン病(副腎皮質機能低下症)>
症状...
食欲が落ちる、元気が無くなる、嘔吐下痢、多飲多尿、などの症状が見られます。
急性では急に元気がなくなり、フラついたり倒れたりショック状態に陥り、
迅速に治療をしなければ命に関わる事があります。
原因...
クッシング症候群とは逆に、副腎皮質からのホルモンが十分に分泌されない事で起こります。
副腎皮質自体が、腫瘍や炎症などで破壊されたり、副腎皮質に指令を出す
視床下部や脳下垂体に異常あって起こる場合があります。
特にメスによく見られ、ビーグルやコリー、ウエスティなどに多い傾向ががあります。
多飲多尿や、いつもボーっとしていたりするのが
その子の性格だけではない場合もありますので
気になる症状が見られる際には、お気軽にご相談ください。
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2014年12月 9日 火曜日
犬の膀胱炎について
こんにちは☆看護師の市川ですっ(^^♡
今日は、犬の膀胱炎について書きたいと思います!
膀胱炎は尿をためる袋とも言うべき膀胱に炎症が発生した状態をいいます。
メスの方が膀胱炎にかかりやすいのは、オスと比較して尿道が短いため、
細菌の進入を簡単に許してしまうからです。
発症の仕方により急性と慢性とに分かれますが、
多くの場合は慢性化し、腎盂腎炎などの合併症を引き起こすことがあります。
膀胱炎の主な症状は、、、、
ぐったりして元気がない
食欲不振
発熱
お水をたくさん飲む
おしっこの回数が増える
尿の色が濃い
尿がにごっている
血尿
尿のにおいが強い
原因は、、、、
糖尿病、加齢、排尿を我慢していたり、ストレスや細菌感染などが考えられています。
特に体力が低下している時には、膀胱炎にかかりやすいみたいです...
また、膀胱結石などのように、尿中の結晶や結石が原因で発症することがあります。
冬の寒い時期は特に泌尿器系の疾患になりやすいとされており、
寒さでおしっこが近くなったり、水をあまり飲まなくなることによって尿量が減ることや、
トイレが廊下や洗面所など少し寒い場所にあると排尿回数が減る場合があるなどの理由から、
細菌感染が起きやすくなったり、尿中に結晶ができやくなる傾向がみられます!
なので!この冬は泌尿器系の疾患を起こさない為にも
ワンちゃんの温度管理が大切です!
なるべく暖かく過ごせるようにしてあげて下さい(゜-゜)!
上記のような症状が見られた場合は、診てもらって下さいね(^^)/!
今日の写真は、、、、、
卵から孵ったメダカ君!ですっ♡♡
今のところ二匹ほど孵りました♡やったー!!!!!
ちなみに右は顕微鏡で見た卵です。
これからどんどん増えていきそうです(*^-^*)♡♡
神奈川県横須賀市佐原のやまなか動物病院は
夜間救急も対応しております。
今日は、犬の膀胱炎について書きたいと思います!
膀胱炎は尿をためる袋とも言うべき膀胱に炎症が発生した状態をいいます。
メスの方が膀胱炎にかかりやすいのは、オスと比較して尿道が短いため、
細菌の進入を簡単に許してしまうからです。
発症の仕方により急性と慢性とに分かれますが、
多くの場合は慢性化し、腎盂腎炎などの合併症を引き起こすことがあります。
膀胱炎の主な症状は、、、、
ぐったりして元気がない
食欲不振
発熱
お水をたくさん飲む
おしっこの回数が増える
尿の色が濃い
尿がにごっている
血尿
尿のにおいが強い
原因は、、、、
糖尿病、加齢、排尿を我慢していたり、ストレスや細菌感染などが考えられています。
特に体力が低下している時には、膀胱炎にかかりやすいみたいです...
また、膀胱結石などのように、尿中の結晶や結石が原因で発症することがあります。
冬の寒い時期は特に泌尿器系の疾患になりやすいとされており、
寒さでおしっこが近くなったり、水をあまり飲まなくなることによって尿量が減ることや、
トイレが廊下や洗面所など少し寒い場所にあると排尿回数が減る場合があるなどの理由から、
細菌感染が起きやすくなったり、尿中に結晶ができやくなる傾向がみられます!
なので!この冬は泌尿器系の疾患を起こさない為にも
ワンちゃんの温度管理が大切です!
なるべく暖かく過ごせるようにしてあげて下さい(゜-゜)!
上記のような症状が見られた場合は、診てもらって下さいね(^^)/!
今日の写真は、、、、、
卵から孵ったメダカ君!ですっ♡♡
今のところ二匹ほど孵りました♡やったー!!!!!
ちなみに右は顕微鏡で見た卵です。
これからどんどん増えていきそうです(*^-^*)♡♡
神奈川県横須賀市佐原のやまなか動物病院は
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2014年12月 6日 土曜日
犬回虫について
こんにちは☆看護師の市川です(*´▽`*)
毎日布団をかけて寝ているつもりなんですが
寒い!!!と思って起きてみると布団がどっかにいっていることが
多くて気付いてみれば鼻声に...(;゚Д゚)
なので数日は鼻声ですのでお許しください_(._.)_笑
今日は犬回虫について書きたいと思いますっ♪
犬の回虫とは、線虫に属する寄生虫の一種です。
回虫はヒトやイヌ、ネコなど多くの哺乳類の小腸に寄生し、
体型はミミズに似ていて、成虫はオスで最大10cm、メスは20cmと大型の寄生虫です。
成熟したメスは1日10万個から25万個もの卵を動物の小腸内に産み落としますが、
これらの卵は糞便とともに一旦体外に排出されます。
外界に出た糞便に汚染された食物や手指を通じて再び宿主の体内に入り込み、
成長するというのが一般的な回虫の生活史です。
先日、実物を見てびっくりしました(;゚Д゚)!!!
主な症状は、
食欲不振
下痢
嘔吐(ひものような回虫を吐き出すこともある)
腹痛
腹部のふくらみ
子犬の発育不良
体重減少
貧血
毛づやの悪化
が、みられます。
今日は愛犬、愛猫のウンチのチェックを
してみてはいかがでしょうか(*^^*)☆
写真は、、、、、、、ふじ子♡
落ちる前です(笑)
神奈川県横須賀市のやまなか動物病院は
夜間救急も対応しています☆☆☆
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