お役立ち情報
2014年10月 9日 木曜日
猫のフードについて
こんにちは。
院長の山中です。
我が家の猫も7歳になりシニア期に入ってきたため
フードをシニア用に変えてみました。
シニア用のフードと若い猫用のフードと何が違うかというと
主にリンやナトリウムの量が少なくなっています。
さらに高齢猫用のフードになると蛋白質の量も制限してるものもあります。
これらは腎臓の健康維持に配慮して、あえて少なくしてあります。
なぜかというと
高齢の猫では腎機能が低下してくることが多く、
慢性腎臓病になっている猫もいます。
腎機能が低下してくると体の中にリンが蓄積してきますが
この高リン血症は腎臓病の悪化要因の1つとされています。
そのためシニア・高齢猫用のフードではリンの量が少なくしてあるのです。
また、慢性腎臓病ではナトリウムと蛋白質の制限も推奨されているため
高齢猫用のフードではこれらも制限されているものもあります。
リン・ナトリウム・蛋白質を最も制限してあるフードはというと
腎臓サポートや k/d など腎臓病用の療法食になります。
ちなみに我が家では
ロイヤルカナンのエイジングケアステージⅠライト
をメインに与えています。
このフードは食物繊維も多くなっているためお通じも良くなりお勧めです。
院長の山中です。
我が家の猫も7歳になりシニア期に入ってきたため
フードをシニア用に変えてみました。
シニア用のフードと若い猫用のフードと何が違うかというと
主にリンやナトリウムの量が少なくなっています。
さらに高齢猫用のフードになると蛋白質の量も制限してるものもあります。
これらは腎臓の健康維持に配慮して、あえて少なくしてあります。
なぜかというと
高齢の猫では腎機能が低下してくることが多く、
慢性腎臓病になっている猫もいます。
腎機能が低下してくると体の中にリンが蓄積してきますが
この高リン血症は腎臓病の悪化要因の1つとされています。
そのためシニア・高齢猫用のフードではリンの量が少なくしてあるのです。
また、慢性腎臓病ではナトリウムと蛋白質の制限も推奨されているため
高齢猫用のフードではこれらも制限されているものもあります。
リン・ナトリウム・蛋白質を最も制限してあるフードはというと
腎臓サポートや k/d など腎臓病用の療法食になります。
ちなみに我が家では
ロイヤルカナンのエイジングケアステージⅠライト
をメインに与えています。
このフードは食物繊維も多くなっているためお通じも良くなりお勧めです。
投稿者 やまなか動物病院 | 記事URL
2014年10月 5日 日曜日
マラセチアはうつるのか
こんにちは☆看護師の市川ですっ(*^^*)!
この間、中華街に行って小籠包など食べてきましたっ!
小籠包って中に美味しいスープが入ってて
いつもかぶりついて大変な思いするんですよね(笑)
食べるときに穴を少しあけてそこからスープを飲むと
こぼれずに綺麗に食べれるみたいですっ(^_^)/♡♡
ほんとは一口で食べたいですけどね...(笑)
話は変わりまして......
最近「マラセチアは人にうつるんですか」と聞かれたので、
私の勉強も踏まえて書きたいと思いますっ!
率直に言うと ......
マラセチアは人も犬も常在菌として持っているため
「うつる」ということはありませんっ!!
マラセチアは真菌(カビ)ですから、
水虫のようなイメージに近いものです。
人にも犬にも元々存在していて、自身の免疫力が落ちたり、
皮脂の過剰分泌や、栄養の偏り、ストレス、加齢などから
皮膚のバリア機能が低下すると、マラセチアが繁殖し炎症が起こるのです...
そのためマラセチアによる皮膚炎を治療するには
マラセチアが増えてしまう原因を取り除いてあげることが重要です。
ただ原因を完全に取り除くことは難しく再発も多くみられます。
しかし定期的なシャンプーや健康管理によって
良好な状態を保つこともできるので
根気よくケアを続けてもらえればと思います。
写真は、、、
ふじびたいこと、ふじ子。
こっそり写真を撮ろうとして...
バレた。
みてるぅ~
神奈川県横須賀市佐原のやまなか動物病院は
夜間救急も対応しています。
http://www.yamanaka-vet.com/
投稿者 やまなか動物病院 | 記事URL
2014年10月 3日 金曜日
猫の飼い方⑱ 減量
こんにちは。
院長の山中です。
前回、関節のためには体重の
コントロールが必要と書きましたが。
猫を(犬もですが)ダイエットさせるのは
なかなか難しいんです。
猫を運動させようとしても
遊んであげるくらいで限度がありますし、
関節が悪くなっている場合は負担にもなってしまうため
猫のダイエットの基本は食事の管理になります。
まずは食事の量を徐々に減らすことが一番簡単かと思います。
しかし、一気に減らすと猫のストレスになりますし、
体にもよくありませんので少しずつ量を減らすようにしましょう。
食事の量を減らすのがかわいそうな時や
猫に強いストレスになっているときは
フードを減量用のものに変える方法もあります。
減量用のフードはカロリーを抑えてあるので
与える量は同じでもカロリーを少なくすることができます。
専用の療法食としては
ロイヤルカナンの減量サポート、満腹感サポート
ヒルズの r / d 、 w / d
など色々なものがあります。
ただ、猫は急にフードを変えると食べないことがあるので
フードを変えるときは一気に変えるのではなく
元のフードに新しいフードを少しずつ混ぜていき
徐々に新しいフードの量を増やしていくようにします。
また、猫のダイエットで注意したい点は
体重は急に落とさずゆっくり落とさなければいけないということです。
猫は過度な食事制限や急激な体重の減少により
肝障害を起こしやすいため注意が必要です。
これは足りなくなったカロリーを脂肪を代謝することにより
補い始めますが、その代謝の過程で過剰な脂肪が
肝細胞内に蓄積してしまい肝臓に障害を起こします。
この状態を肝リピドーシスといい
太った猫でよりなりやすいといわれています。
肝リピドーシスになってしまうと
治療しないと命に関わりますし
治療しても回復までに長期間を要することが多いです。
肝リピドーシスは他の病気による食欲不振から
続発することが多いのですが
過度なダイエットでも起こす可能性があるため
くれぐれも食事の変更・減量は徐々に行うようにしましょう。
院長の山中です。
前回、関節のためには体重の
コントロールが必要と書きましたが。
猫を(犬もですが)ダイエットさせるのは
なかなか難しいんです。
猫を運動させようとしても
遊んであげるくらいで限度がありますし、
関節が悪くなっている場合は負担にもなってしまうため
猫のダイエットの基本は食事の管理になります。
まずは食事の量を徐々に減らすことが一番簡単かと思います。
しかし、一気に減らすと猫のストレスになりますし、
体にもよくありませんので少しずつ量を減らすようにしましょう。
食事の量を減らすのがかわいそうな時や
猫に強いストレスになっているときは
フードを減量用のものに変える方法もあります。
減量用のフードはカロリーを抑えてあるので
与える量は同じでもカロリーを少なくすることができます。
専用の療法食としては
ロイヤルカナンの減量サポート、満腹感サポート
ヒルズの r / d 、 w / d
など色々なものがあります。
ただ、猫は急にフードを変えると食べないことがあるので
フードを変えるときは一気に変えるのではなく
元のフードに新しいフードを少しずつ混ぜていき
徐々に新しいフードの量を増やしていくようにします。
また、猫のダイエットで注意したい点は
体重は急に落とさずゆっくり落とさなければいけないということです。
猫は過度な食事制限や急激な体重の減少により
肝障害を起こしやすいため注意が必要です。
これは足りなくなったカロリーを脂肪を代謝することにより
補い始めますが、その代謝の過程で過剰な脂肪が
肝細胞内に蓄積してしまい肝臓に障害を起こします。
この状態を肝リピドーシスといい
太った猫でよりなりやすいといわれています。
肝リピドーシスになってしまうと
治療しないと命に関わりますし
治療しても回復までに長期間を要することが多いです。
肝リピドーシスは他の病気による食欲不振から
続発することが多いのですが
過度なダイエットでも起こす可能性があるため
くれぐれも食事の変更・減量は徐々に行うようにしましょう。
投稿者 やまなか動物病院 | 記事URL
2014年10月 2日 木曜日
猫の飼い方⑰ 関節疾患
こんにちは。院長の山中です。
昨晩、我が家の猫が
押し入れに忍び込んだ後から
前足を痛そうにしていました。
どうやら高い所から飛び降りた際に関節を痛めたようです。
以前はタンスの上から平気で飛び降りていましたが
7歳になりややぽっちゃりしているため
最近は高い所にもあまり飛び乗らなく(乗れなく)なりました。
猫に関節炎などの関節疾患のイメージはないかもしれませんが
高齢の猫には意外と変形性関節症など
関節の変形・炎症が見られます。
猫の場合は犬のように歩き方に異常がみられることは少なく
単に動かなくなるだけなので年のせいと思われることも多く、
関節疾患があっても気づかれないことも多々あります。
そのため猫には関節疾患が少ないように見えているのかも知れません。
関節疾患は外傷や激しい運動などでも起こりますが
肥満も一つの原因および悪化要因になります。
なので猫の体系はできればぽっちゃり程度(甘めですが...)
にキープしたいところです。
今日の一言
太った猫ははみ出がち...(猫あるある)
昨晩、我が家の猫が
押し入れに忍び込んだ後から
前足を痛そうにしていました。
どうやら高い所から飛び降りた際に関節を痛めたようです。
以前はタンスの上から平気で飛び降りていましたが
7歳になりややぽっちゃりしているため
最近は高い所にもあまり飛び乗らなく(乗れなく)なりました。
猫に関節炎などの関節疾患のイメージはないかもしれませんが
高齢の猫には意外と変形性関節症など
関節の変形・炎症が見られます。
猫の場合は犬のように歩き方に異常がみられることは少なく
単に動かなくなるだけなので年のせいと思われることも多く、
関節疾患があっても気づかれないことも多々あります。
そのため猫には関節疾患が少ないように見えているのかも知れません。
関節疾患は外傷や激しい運動などでも起こりますが
肥満も一つの原因および悪化要因になります。
なので猫の体系はできればぽっちゃり程度(甘めですが...)
にキープしたいところです。
今日の一言
太った猫ははみ出がち...(猫あるある)
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